PostgreSQLのrandom_page_costをSSDだけで決めない理由random_page_costは、キャッシュを含む読み取りの見積もりを実行計画へ反映する設定です。seq_page_costとの関係、行の並びとの相関、テーブルスペースの上書きを押さえ、1.1へ下げる前に見るべき条件を整理します。DatabasePostgresql2026-10-18
Postgres Ecosystem Foundation案から考える、拡張機能の保守と継続性PGConf.EU 2026で、Postgresの拡張機能や周辺ツールの保守継続を話し合うセッションが予定されています。財団案が問いかける後継者育成や費用分担を、拡張機能の互換性確認と運用上の依存関係から読み解きます。DatabasePostgresql2026-10-11
PostgreSQLのmin_wal_sizeを理解する:再利用する容量と保持する履歴min_wal_sizeが下限を設けるのは、将来の書き込みに再利用するWALファイルの量です。スタンバイ向けの履歴保持とは役割が異なり、バッチ処理の性能調整とレプリケーションの継続性を分けて設計する必要があります。DatabasePostgresql2026-10-04
PostgreSQLの並列スキャン設定:最小サイズがワーカー数にも効く理由min_parallel_table_scan_size と min_parallel_index_scan_size は、並列スキャンの候補条件だけでなくワーカー数の見積もりにも使われます。PostgreSQL 18の実装をたどり、しきい値・コスト・実行時の空きを切り分けて調整する考え方を整理します。DatabasePostgresql2026-10-03
PostgreSQLで考えるAI-ready:検索から実行権限・処理完了までVibhor Kumarは、AI-readyをデータ・権限・結果・証跡の統制を保ちながらAIを導入できる状態と捉えています。PostgreSQLとpgvectorを例に、検索の関連性、業務条件、実行権限、外部処理の完了を分けて設計する意味を整理します。DatabasePostgresql2026-09-27
PostgreSQLのmax_slot_wal_keep_size:WAL保持量と復旧コストをどう決めるかmax_slot_wal_keep_sizeは、遅れたレプリケーションスロットのWAL保持を制限する設定です。チェックポイント時の挙動、停止時間からの容量見積もり、スロットの監視をつなげ、プライマリの容量と復旧負担の釣り合いを考えます。DatabasePostgresql2026-09-26
PostgreSQLの並列メンテナンス、ワーカー数を増やす前に見る制約max_parallel_maintenance_workersは、1コマンドが起動できる並列ワーカー数の上限です。PostgreSQL 18のインデックス作成とVACUUMを例に、メモリ、処理単位、共有ワーカー枠から並列数が増えない理由を読み解きます。DatabasePostgresql2026-09-19
PostgreSQLの引数100個制限:max_function_argsを増やす前に渡し方を見直すPostgreSQLのmax_function_argsは既定値100の読み取り専用値で、変更にはサーバとC拡張の再ビルドが必要です。JSON生成が51組のキーと値で上限を超える仕組みと、行や配列を使って引数をまとめる方法を整理します。DatabasePostgresql2026-09-13
Lua統合パッチでpsqlはどこまで拡張できる? VACUUM進捗表示の仕組みpsqlにLuaを組み込み、利用者定義の処理を実行できる実験パッチが公開されました。VACUUMラッパーを題材に、二つの接続で実行と監視を分ける仕組み、進捗値の読み方、試す前の互換性を整理します。Database新技術2026-09-01
psqlへのLua統合パッチで独自バックスラッシュコマンドを作るpsqlへLuaを組み込み、利用者が独自のバックスラッシュコマンドを定義できる実験パッチが公開されました。サイズ順にテーブルを並べる `\my.dt` の例から、固定機能の追加とは異なる拡張方法と、現時点での使い分けを整理します。Database新技術2026-08-27
PostgreSQL 18のUUIDv7を主キーに選ぶ理由と注意点PostgreSQL 18は、時刻順に並べやすいUUIDを生成するuuidv7()を標準搭載しました。UUIDv4とのB-treeインデックスの違い、時刻情報が見えるというトレードオフ、既存テーブルでの段階的な切り替え方を整理します。DatabasePostgresql2026-08-27
PostgreSQL JIT障害を2つのGUCで切り分けるPostgreSQLのJITでクラッシュや誤った結果が疑われるとき、jit_expressionsとjit_tuple_deformingを使って式コンパイルとタプルデフォーミングを切り分ける方法が紹介されました。2つの設定の非対称な関係と、安全な再現テストの進め方を整理します。DatabasePostgresql2026-08-17
HA構成でもPostgreSQLのcheckpoint_timeoutを長くしすぎない理由PostgreSQLのcheckpoint_timeoutを長くすると、プライマリだけでなくスタンバイの再起動時にもWAL再生量が増える可能性があります。HAを復旧時間の代替と考えず、チェックポイント、restartpoint、監視、障害訓練を一つの可用性設計として扱う理由を整理します。DatabasePostgresql2026-08-16
PostgreSQLのignore_system_indexesでカタログ索引破損から復旧する仕組みPostgreSQLの`ignore_system_indexes`は、壊れたシステムカタログ索引を読み取り経路から外し、`REINDEX SYSTEM`へ到達するための復旧用設定です。`-P`の役割、単一ユーザーモードでの流れ、バージョン差、復旧後の検証まで整理します。DatabasePostgresql2026-08-16
PostgreSQLのCOUNT(DISTINCT)が並列集約を使えない理由と書き換え方PostgreSQLでは、集約関数内にDISTINCTがあると並列集約を利用できません。一次ソースの実行計画とベンチマークを軸に、GROUP BYへ分離する書き換え、NULLの扱い、EXPLAINでの検証ポイントを整理します。DatabasePostgresql2026-08-06
CALM Platform Testで見るPostgreSQL基盤の信頼性Vibhor Kumarさんの「The CALM Platform Test」は、企業プラットフォームを Changeability、Assurance、Leverage、Measurability の4軸で見直すための評価フレームワークです。PostgreSQL の logical replication、RLS、pgAudit、pgvector、pg_stat_statements を参考実装として読み解くと、AIワークロードを載せる前にデータ基盤の変更容易性と証跡を確認する記事だと分かります。DatabasePostgresql2026-07-29